2.3次元より愛を込めて

ゲーム紹介、VR+AI+ロボット考察、糸島グルメをゆる~い感じで書いてますー

歩きながらの閲覧はお控えください



【3次元】AIで管理するエレベーター登場!もうムダに待ったりしなくていいの!?

ソパ!
遅刻はどれくらい許せる?

筆者はわりとテキトウなので、他人の遅刻にもうるさくない。
でも、機械が遅かったりするのは超嫌い。
パソコンの動きが遅いとイライラもMAXになる。

今回は、なかなか来ないエレベーターへのイライラが解消されそうな話題。


もくじ


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター

エレベーターにAIを活用

f:id:ito2-5:20170314160325p:plain
©KONE

やっとエレベーターが賢くなる!

「AI」を搭載したエレベーターが登場した。
開発したのはフィンランドのエレベーターメーカー「Kone(コネ)」

つかわれる「AI」はIBMの「ワトソン」君。
このブログでも何回か紹介した有名AIだ。

ito2-5.hatenablog.com


エレベーターに「AI」を使うとどうなるか?

24時間の監視ができるようになるのだ。
エレベーターがクラウドに向けて、利用状況を報告、確認を勝手にする。
人間はその記録をあとから見ればいいというわけ。

監視員が24時間張り付いて、当直とかする必要がなくなるのだ。
ビルの管理がグッと楽になるんじゃないだろうか?


AIとクラウドが話し合う

f:id:ito2-5:20170314160459p:plain
©KONE

エレベーター「6階で待機。気温は20.5度」

クラウド「了解。素晴らしいわ」

エレベーター「待機中」

クラウド「了解」

エレベーター「状態:6階で待機中」

クラウド「忍耐ね」

エレベーター「乗客を待っている」

クラウド「了解」

エレベーター「湿度13.4%。6階で待機中」

クラウド「乾燥中ね。よかったわ」

エレベーター「アメリカの乗客を待っている」

クラウド「私も待ってるわ」


これは、実際にエレベーターとクラウドが話をしている内容。
もっと、機械的な感じかとおもったけど、わりと人間的。
流石、「ワトソン」君といったところか。

エレベーター側が男性の声で、クラウド側が女性の声というのも、人間的に感じられる理由かも。
ちなみに、このAI同士の会話は以下の公式サイトでいつでも見られる。
リアルタイムで更新されるので結構面白い。

machineconversations.kone.com


AIエレベーターへの期待

24時間監視が「AI」で出来るようになった。

でも、「AI」を使う目的はそれだけじゃない。
「KONE」はディーブラーニングによる、効率化を目指している。

エレベーターを待っている時に、賢くないな~と思うことがある。
近くにある方のエレベーターが来ない時とか。
朝の出勤時間に、人を降ろした階で止まってるとか…。

f:id:ito2-5:20170314160728p:plain

ところが「AI」だと、利用される時間や、状況なんかを総合的に考えて動くのだ。
使う側もエレベーターは賢い方が嬉しい。

さらに、エレベーター本体の状況を自動で判断する事も想定されている。
エレベーターが自分で、メンテナンスの予約をしたりするそうだ。

もちろん、メンテナンスはまだ人間の仕事。
だけど、将来的には危険な作業はロボットがやるはずだ。

そしたらエレベーターはAIとロボットに全部おまかせになるんじゃないかな?


まとめ

「コネ」のエレベーターはまだ英語仕様。
日本のエレベーター企業もこれを取り入れてほしいね。
そしたら、日本語でやり取りする様子が見れて面白そう。

日本語化の際には是非、声優に気を使って欲しいね。
日本のユーザーは声にウルサイですからw



他の方のブログも見たいかたはコチラからどうぞ

にほんブログ村 ゲームブログへ



▼▼▼ブログで仲間をあつめよう▼▼▼

ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!



スポンサーリンク
アイデアあふれる商品で明日をもっとおもしろく
おもちゃ・ホビー・ゲーム
もしもアフィリエイト

【3次元】ホーキング氏が語る「AI」と「人類」の未来。シンギュラリティってなんなの?

ソパ!
ワクワクしてる?

ワクワクすっぞ!といえばゴクウだ。
常に高みを目指すゴクウの生き方、嫌いじゃないね。

今回は、ゴクウとは対極にあるAIの話題だ。


もくじ


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター

ホーキング氏が心配するAI技術の発達

f:id:ito2-5:20170313174855j:plain
出典:Wikipedia

「人類は地球を出るしかない」

そう発言したのは、物理学者のスティーブン・ホーキング氏。
ホーキング氏はこれまでに「ブラックホール」論などを発表し、現代宇宙論に多大な影響を与えている。

そんな氏が心配しているのは、「AI技術の発達」についてだ。
これまでも氏は、AIについて色々と発言してきた。

「AIの進化は人類の終焉を意味する」
「AIの反乱に備えなければならない」
「AIが最高か最悪か誰もわからない」

どれもAIの発達に対して警告するような内容だ。
そして、ホーキング氏は「AIの脅威」に対抗する方法として次のような提案をしている。

「人類同士がひとつになり、協力し合わなくてはならない」

まるで、子供のための言葉のようだ。
こんな単純なことさえも人間は実現できないでいるというわけ。
そして、実現のためには「世界政府」が必要だという。


「ダーウィン的進化によって、我々には攻撃性が遺伝子に組み込まれている」

氏は、人類が他者を攻撃することによって文明を発達させてきたと言っている。
その結果生まれたのは、地球をも破壊できる科学力だと…。

f:id:ito2-5:20170313175028p:plain

そして、それら大量破壊兵器を回避する手段がない事を心配しているのだ。
その中で、AIによる破壊行為は当然のように行われると予見している。

ホーキング氏は単に不安を煽っているわけじゃなさそう。
先端技術に触れている人だからこそ、出てくる心配なんだろう。

実際、AIによる攻撃は避けられないのかもしれない。
逆に、それに対抗するAIも登場すればイイなぁ~。


AIがつくる世界政府

「世界政府」とは何なのか?

それは、地球全体をひとつにまとめる、「空想上の政府」のことだ。

実際には「国連」が近い存在だが、結局は戦争に勝った国がまとまっているだけである。
ホーキング氏の言葉どおり「攻撃性」によって生まれた組織だ。

そして、アメリカを筆頭に、大国はみんな「世界政府のトップ」になりたがっている。
世界をまとめる中心になりたいと思っているのだ。

でも、そんな考え方では「世界政府」は成り立たない。

キーワードは「協力」だ。
各国の「協力」がなくては「世界政府」が出来ることもない。

モタモタしているうちに、「AIによる世界政府」が出来てしまう可能性だってある。

AIがリーダーになる世界。
本当に公平で平和なら、それもアリなんじゃないだろうか?

f:id:ito2-5:20160930151010p:plain


AIによる終末論

昔から、科学者は技術が発展することで、人類が滅びる事を心配していた。

1965年、ある統計学者は次のように考えた。

「超知的マシン」を、人類を超える知的なマシンであるとする。すると「超知的マシン」はさらに知的なマシンを設計する。それによって間違いなく人類は置いていかれるだろう。最初の超知的マシンが人類の最後の発明となる。

AIが人類の知能を超えた時が人類の「最後の発明」だというわけだ。
いまや、その時が来ないとは言い切れないのではないだろうか?


1983年、天文学者は次のように考えた。

人類の発明史における劇的変化が起こる間隔は次第に早くなっている。彫刻、筆記、数学、印刷、望遠鏡、ロケット、コンピューター、ラジオ、テレビ等だ。人類は2021年、2053年に劇的変化をむかえるだろう。

衝撃的な予測だ。
もう間もなく、人類は劇的変化をむかえるというのだ。
それは、おそらくAIに関わる変化じゃないだろうか?


1993年、ある数学者はこう言った。

人より偉大な知能が進歩を先導する時、その進行はもっとずっと急速になるだろう

このことを、「技術的特異点」という。
気取った感じで言うと「シンギュラリティ」ってやつだ。
「シンギュラリティ」が起こる時期は「2005年~2030年」と言われている。

別の発明家によれば「2020年代」に起こる。
さらに、1000ドル(10万円)のコンピューターが人間の脳の100億倍の演算能力をもつ未来がくるという。
その時期は「2045年」と予想されている。


ただ、こういった「特異点」を単なる「宗教の終末論」だとする考え方もある。
宗教がもっている「神」による「救済」を期待した「現実逃避」だとする意見だ。
そいうった意見では「シンギュラリティ」は発生しない。

果たして今後、AIはどうなるのか?
それこそ「神のみぞ知る」というわけだ。

f:id:ito2-5:20170313175722p:plain


まとめ

筆者は「シンギュラリティ」は起こると思っている。
だって、そのほうが楽しそうじゃない?

AIが人間と協力して作ったゲームとかやってみたいし。
なんなら、AIがシナリオを書いたガンダムとか見たい。

そんな事がもうすぐ現実になると思うとワクワクする。
「宗教」でもいいじゃない。
ワクワク、大事だよ。ワクワク!



他の方のブログも見たいかたはコチラからどうぞ

にほんブログ村 ゲームブログへ



▼▼▼ブログで仲間をあつめよう▼▼▼

ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!



スポンサーリンク
アイデアあふれる商品で明日をもっとおもしろく
おもちゃ・ホビー・ゲーム
もしもアフィリエイト

【3次元】ハンバーガーAIロボ「フリッピー」が有名ハンバーガーショップに導入!人間は楽な仕事しよう

ソパ!
家事してる?

筆者は一人暮らしが長かったので割りと家事はできる。
でも、最近は嫁氏におまかせなので、たまに料理をするくらいだ。

今回は、ファーストフードに革命を起こしそうなロボットの紹介。

もくじ


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター

ハンバーガーロボ「フリッピー」

ハンバーガーの調理をするロボットが登場した。
開発したのは、アメリカ・カルフォルニア州の「ミソロボティクス」
比較的、新しい会社のようだ。

ロボットの名称は「フリッピー」
ちょっと可愛い感じだが、外見は工業用ロボットだ。

f:id:ito2-5:20170310154434j:plain
出典:Miso Robotics


このロボットで注目したいのは、AIが利用されている点。
ディーブラーニングで焼き具合などの調節も行えるという。

さらには、学習することで、「焼く」以外の作業もできるようになるらしい。
将来的には、野菜のカットや盛り付けにも対応させる考えだ。

では、その動きを見てみよう。

youtu.be

ちょっと、もっさり感がある。
しかもこれなら人間がやったほうが早そうだ。

しかし、この「フィリッピー」の導入を決定した、 アメリカのハンバーガーチェーン「カリバーガー」は次のように考えている。

より早く、安全で、ミスの少ないメニューの提供。
スタッフの負担軽減により、顧客満足度の向上をめざす。


「カリバーガー」の考え方には賛成。
食品を、毎回同じように作るのって、結構難しいんだよね。

的確な調理ができるなら、それがベスト。
店員の手が空けば、お客さんへの対応が丁寧になるのもうなずける。


「カリバーガー」の社風

caliburger.com

「カリバーガー」は日本では馴染みのないハンバーガーチェーンだが、世界的にも展開している割りと大きな会社だ。
展開している国は以下。

  • アメリカ
  • カナダ
  • バーレーン
  • 中国
  • クウェート
  • マレーシア
  • フィリピン
  • カタール
  • サウジアラビア
  • スペイン
  • スウェーデン
  • 台湾
  • アラブ首長国連邦

結構な国々に出店している感じだ。
それでも日本に無いのは、「マクドナルド」がいかに強いかってことだ。

「カリバーガー」の面白いところは、店舗内でのゲームを推奨しているところ。
とくに「マインクラフト」を店内の大型モニターに映し出すサービスは面白い。

「マインクラフト」をただのゲームでなく、社会的な活動にしようとしているようだ。

「フリッピー」という、AIロボットを導入できたのも、こうしたテクノロジーへの理解がある会社だからだろう。

せっかくなので、ハンバーガーも見てみよう。

f:id:ito2-5:20170310154746p:plain
出典:CaliBurger
- カリダブル -

はい、うまそうー!
某ビッグなんちゃらよりも大きそうだし、野菜も豊富。
モスっぽさもあるし、これは食べてみたい!

一番近いのは「台湾」の台北。
台湾に行くことがあれば、ぜひ立ち寄りたい。


AIやロボットにしてほしい仕事

AIやロボットが社会進出することで、仕事が奪われると感じている人も多いだろう。

だけど、こうは考えられないだろうか。
「単純な作業はロボットで」
「面倒な作業はAIで」
「人とのふれあいは人間で」

いわゆる流れ作業はすべてロボットにやらせればいい。
人間がロボットの様に働かなくていいのだ。

計算とか、モノ探しとかはAIに任せればいい。
人間が時間をかける必要なんてない。

コミュニケーションは人間がした方がいい。
心のふれあいこそ、人間同士が大切にするべき仕事なんじゃないだろうか?

そんなわけで、掃除、洗濯は確実にロボットに任せたい。
それと、食器洗いもお願いしたい。
できれば、布団干しや、洗濯物の取り込み、畳みもしてほしい。
アイロンがけまでできれば完璧だ。

クルマ洗いもして欲しい。
足元のジャリも掃除してもらいたい。
鳥の糞もキレイにとってほしい。

こういった、日常の小さな雑務をしてくれるようになったらイイのになぁ。


まとめ

AIやロボットの発展はめざましいものがある。
でも、それが使える場所は限られている感じだ。

もっと自由に、いろんな事ができるようになるにはまだまだ時間がかかりそう。

あ、そうそう、テレビの録画予約もAIでもっと賢くして欲しいね。
急な時間変更があってもちゃんと調べて確実に追っかけるやつね。
大手メーカーさん、よろしく~。



他の方のブログも見たいかたはコチラからどうぞ

にほんブログ村 ゲームブログへ



▼▼▼ブログで仲間をあつめよう▼▼▼

ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!



スポンサーリンク
アイデアあふれる商品で明日をもっとおもしろく
おもちゃ・ホビー・ゲーム
もしもアフィリエイト

【3次元】ルービックキューブ最速ロボット「Sub1」の実力に注目!その存在意義とは?

ソパ!
毎日遊んでる?

「仕事でそれどころじゃねぇよ!」という人も多いだろう。
でも、「遊ぶことも大切じゃないかな~?」と筆者は感じている。

今回は、ルービックキューブで遊ぶ(?)ロボットの話題。


もくじ


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター

ルービックキューブを解くロボット

f:id:ito2-5:20170309162942j:plain
出典:Wikipedia

ルービックキューブは、建築学者エルノー・ルービックが発明した立方体のパズル。
昭和を代表するおもちゃなので、おじさん、おばさんにはお馴染みだ。

アメリカではスポーツとして認知されつつあるらしい。
でも、日本ではまだまだ「おもちゃ」という感じではないだろうか?

そのルービックキューブをロボットで解こうという試みがある。
「完成できるかどうか」ではなく、「完成に何秒かかるか」を競うレベルだ。

これまでも数々のロボットが挑戦しては記録を塗り替えてきた。
そんな中、ドイツで開発された「Sub1」は、改良を重ね「0.637秒」を記録。

たった、0.637秒!

人間が「適切な言葉を記憶から呼び出す時間」が0.6秒と言われている。
言葉を探している間に、6面体が完成するというわけ。

以下が、ギネスに認定された時の動画だ。

youtu.be

ボタンを押す前に画像解析で、各面にどの色があるのか判定している。
手順をその場で計算し、ボタンを推すと同時に実行する。

文字通り「またたく間」に完成してしまう。


これまでの記録

ここで、ロボットによるこれまでの記録を見ていこう。


2015年11月にギネス認定された記録は「2.39秒」
これでも充分早い。

youtu.be


2016年1月にアップされた動画では「1.047秒」
ギネス認定はされていないが、2ヶ月で1秒以上早くなった。

youtu.be


2016年2月の動画では「0.887秒」
1ヶ月で0.16秒早くなっている。

youtu.be


そして、2017年3月に「0.673秒」。
前回から1年たっているものの0.214秒も早い。

これ以上、早くして意味があるのかわからない。
とりあえず、さらに記録をのばすつもりはありそうだ。


ちなみに、人間による世界記録は「4.73秒」(2017/03/09現在)

youtu.be

常識では理解できないくらいに早い。
だが、なによりも楽しそうなのがイイ。


ルービックキューブを解くロボットの持つ意味

ロボットがルービックキューブを解いて意味があるのか?
確かに疑問におもう。

しかし、世界では数学的な研究対象でもあった。

配置の組み合わせは「4,325京2,003兆2,744億8,985万6,000通り」
最小手数は「20手」

無限とも思われる崩した、どんな状態からも20手で完成できる。

でも、そのパターン解析には、複雑な計算が要求される。
そういった複雑な計算、実行を素早くできるようになる事が重要なのだ。

近い未来、ロボットは様々なことが出来るようになるだろう。
そのときに役立つのが、「ルービックキューブを解く頭脳」というわけ。

いろんな遊びがロボットをより人間に近づけていくはずだ。
「遊ぶことで学ぶ」ってのはある意味、人間の成長と同じだと感じる。


まとめ

ロボットの研究は遊んでいるようにもみえる。
それは、実生活に結びついてないからじゃないかな?

まして、日本はアニメロボットがメジャーだ。
「ガンダム」なんて言おうものなら、遊んでいるのと同じだ。

そういう感覚が日本に広がっているうちは、世界には勝てないだろうな。

「遊びのなかの学び」を大事にする。
これからの日本に必要な考え方じゃないかな~?




他の方のブログも見たいかたはコチラからどうぞ

にほんブログ村 ゲームブログへ



▼▼▼ブログで仲間をあつめよう▼▼▼

ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!



スポンサーリンク
アイデアあふれる商品で明日をもっとおもしろく
おもちゃ・ホビー・ゲーム
もしもアフィリエイト

【2次元】対スマブラ用AI「フィリップ」登場!プロプレイヤーが勝てない理由と弱点

ソパ!
みんなスポーツしてる?

筆者はスポーツはそれほどでもない。
ただ、一時期バーチャファイターにハマっていたので、動体視力はそこそこだと思っている。

今回は、動体視力を鍛えても勝てなさそうなAIの話題。


もくじ


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター

「スマブラDX」で猛威をふるうAI

f:id:ito2-5:20170308160104p:plain

AIの「フィリップ」が「スマブラDX」に参戦!

などと、のんきに構えている場合ではない。
「フィリップ」はスマッシュブラザーズDX用に学習したAIだ。

その「フィリップ」の戦歴は8勝5敗。
見事に人間に勝ち越している。

対戦相手となった「Gravy」氏は世界屈指のプロスマブラー。
そんな氏も次のようにコメントしている。

フィリップは確実に神レベル。これに勝てるプレイヤーがいるか分からない

ここで対戦動画を見てみよう。
プレイヤー2を使っているのが「フィリップ」だ。

youtu.be

ファー!
もはや、どっちがAIなのか、人間なのか分からない動きだ。
それくらいAIの動きに不自然さがない。
いや、常人からみたらどちらも不自然か…。

「フィリップ」製作者は次のようにコメントしている。

最初はゲーム内のコンピュータより弱かった。何度もAI同士を対戦させて、1週間放置しておいたら自分でも勝てなくなっていた。

AI同士の相互学習が人間を超えることの証だ。

しかも学習期間は1週間。
その間、人間は放置しておくだけでいい。
人間の初心者であればやっと操作に慣れるころだ。
それほどの短期間でプロ以上の結果を出せるという事実に驚く。

ゲーム以外の分野でも同じことが起きる。
そう考えてしまうのは早計だろうか?


「フィリップ」の強さ

人間が「フィリップ」に勝てない理由がいくつかある。

スマブラには「ダッシュダンス」と呼ばれるワザがある。
前後に素早くダッシュすることで、次の手を読ませないようにする。
バーチャ2の「台湾ステップ」と似た感じだ。
「フィリップ」はこの「ダッシュダンス」を使うことができる

スマブラは相手をステージから落とすゲームだ。
落ちる相手が上がってこれないと判断した場合、それ以上は追撃しないで待つ。
なぜなら、逆に自分が落ちてしまうリスクがあるからだ。
ところが「フィリップ」は待つことをしない。
徹底的に追撃する

f:id:ito2-5:20170308160800p:plain

人間の反応速度は一流のアスリートでもおよそ「200ミリ秒」と言われている。
ゲームなら、0.2秒で状況を判断し、コントローラを操作する速さ。
コンピュータの一般的な表示速度である60fpsなら12フレーム。
ところが、「フィリップ」は「30ミリ秒」で反応する
たった0.03秒。
60fpsの1フレームが0.16秒なので、その凄まじい反応速度がわかる。

文字通り人間離れしている「フィリップ」に人間が勝てるはずもない。


「フィリップ」の弱点

無敵と思われる「フィリップ」にも弱点が存在する。

ステージ端で相手がしゃがむと、「フィリップ」は何をしていいかわからなくなる。
その結果、自殺するというのだ。

これは、1983年に公開された映画「ウォーゲーム」に似たAI対策だ。
AIにマルバツをさせて、必勝法が無いことを教えて核戦争を止めるというものだ。

その頃から、AIは人間の予期せぬ行動には対応できないと考えられている。

「フィリップ」に限らず、AIにはそういった穴がある。
AIと言えど、人間が作り出したプログラムであることに変わりはない。

f:id:ito2-5:20170308161104p:plain

「バグのないプログラムは存在しない」
技術者の間では当たり前のように語られている。
この事実こそが、対AIへの対策になるのかもしれない。

どうしてもAIに勝ちたければ、バグを探すのがてっとり早そうだ。


まとめ

ゲーミングAIもいろいろ出てきた。
でもスマブラで勝てないのは、流石にキツイ。

というか、1年前にはまだフラッピーバードを攻略するくらいだった気がする。
それがいまやスマブラ。

こりゃ、スタークラフトでプロに勝つのもすぐだろうな。

ito2-5.hatenablog.com

ito2-5.hatenablog.com

ito2-5.hatenablog.com



他の方のブログも見たいかたはコチラからどうぞ

にほんブログ村 ゲームブログへ



▼▼▼ブログで仲間をあつめよう▼▼▼

ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!



スポンサーリンク
アイデアあふれる商品で明日をもっとおもしろく
おもちゃ・ホビー・ゲーム
もしもアフィリエイト