2.3次元より愛を込めて

ゲーム紹介、VR+AI+ロボット考察、糸島グルメをゆる~い感じで書いてますー

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【2.5次元】ゼビウス初体験!ポケモンの父、田尻智氏の場合

ソパ!
ゼビウスやってる?
 
今時の若者はゼビウスも知らんのか!?
という老害的な発言はほっておきましょう。
 
今回はゲーム「ポケットモンスター」の
作者として知られる田尻智氏が
著書「パックランドでつかまえて」において
ゼビウスに遭遇したときの事をつづった文章を
紹介します。
 

ゲームを始めると、僕の分身である戦闘機が、広い森林の上空を飛んでいる。
森林の左側に海が見える、奇麗だ。戦闘機には、白地でグレーのラインが入っている。
テーブルの説明カードによると、名前は、ソルバルウというそうだ。
 
そして、どこからともなく、グレーのリアルな敵飛行物体が、次々と飛んでくる。
なんて説明したらいいのか、金属のような、石のような色をした立体的なキャラクターが、
いっぱいやってくるんだ。
 
こんな謎の敵キャラクターを、撃ち落としていくゲームだった。
一方、地上には、やはりグレーの、ドームのような建物が、点々と建っていた。
そのドームの窓に、赤い光がゆっくりと点滅していた。これは、神秘的な光景だった。
 
遊んでみて、変わってるなと思ったのは、まず敵のキャラクターたちの攻撃が、
押し寄せるようにたくさん来たかと思うと、急になにも出て来なくなったりするところだ。
あれはどうも変な感じがする。
そんなゲームは、いままでやったことはない。
しゃっくりと同じで、今にも出そうでなかなか出てこない、でないなと思ってると出たりする。
 
敵が全然攻撃してこないとき、見えない敵の圧迫感を感じるんだ。
 
ゲームの最初に出てくる敵キャラクターは、結構印象的だった。
こいつは、自分の戦闘機に近づいてきたかと思うと、すぐに逃げるように去ってしまう。
まるで偵察機のようだった。
僕は、敵キャラクターたちに、意志があるように感じられてならなかった。
 

いかがだったでしょうか。
ゼビウスを子供の頃に経験した人には
懐かしく思えたんじゃないでしょうか。
 
若い人たちには当時のゲームキッズが抱いた
思いをある程度感じられたんじゃないかと思います。
 
こんな体験を新しいゲームでもしたい!
と願う筆者でした。

 

ゼビウス ソルバルウ (NONスケールプラスチックキット)

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