2.3次元より愛を込めて

ゲーム紹介、VR+AI+ロボット考察、糸島グルメをゆる~い感じで書いてますー

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【2次元】積みゲー崩し「9時間9人9の扉」を遊んでみた

ソパ!
数字根って知ってる?
 
数字根とは幾つかの数字を
最後の一桁になるまで足し算して出てくる数字。
例えば1+5+8=14、1+4=5 といった具合だ。
 
今回紹介するゲームは
DSソフト「9時間9人9の扉」(3DSでもプレイ可能)
プロデューサー:イシイジロウ
シナリオ&ディレクション打越鋼太郎
キャラクターデザイン:西村キヌ
音楽:細江慎治

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9人の登場人物がノナリーゲームという命をかけた
脱出ゲームに巻き込まれ、謎を解き明かすオーソドックスな
アドベンチャーゲームだ。
 
シナリオパートと探索パートに分かれており、
探索パートでは登場するアイテムを駆使して
扉を開けていく。
 
ゲーム全体に数字根と「9」に関係する言葉が
散りばめられており、シナリオのこだわりを感じる。
現実にある「タイタニック」に関係する噂や
超常現象をあつかっており説得力がある。
 
ただ、発生する出来事が非現実的な面もあり、
世界観から取り残されそうになる事もあるが
BGMや効果音が程よい緊張感を保っている。
 
また、ところどころに冗談めかした展開があり、
プレイヤーをニヤリとさせ、緊張をほぐしてくれる。
このあたりの気遣いと構成は「428」の
イシイジロウ監督ならではといったところだろうか。
 
チュンソフト中村光一氏がスタッフに
名を連ねているせいなのか、定かではないが、
かまいたちの夜」や「弟切草」に通ずる部分も感じられた。
 
ひとまずクリアしたが、1周では真実は見えず
2周、3周と回数を重ねて全貌が見えるタイプのようだ。
セーブデータから察するに6種のエンディングが
用意されていると思われる。
 
バッドエンディングと中断エンディングを迎えた筆者は
消化不良を感じて3周目に突入している。
2周目以降は、既に読んだ文章を高速で送る事ができ、
重要な選択肢で止まるのでスムーズにすすめられる。
今度こそ真のエンディングにたどり着きたい。
 
9人は何故、ノナリーゲームに巻き込まれたのか!?
ノナリーゲームとは一体なんなのか!?
これは面白いゲームなのか!?
それを知るまで筆者の脱出は終わりそうもない。
 

極限脱出 9時間9人9の扉(チュンセレクション)