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【3次元】富士通のAI「ジンライ」がスゴイ!AI都市の監視社会化を考える

ソパ!
スマホ持ってる?

最近はみんなスマホのカメラを活用しているよね。
笑顔にするアプリは筆者も使ってみたい。
AI使ってて面白そうだし。

今回はAIがなんだかすごい事になり始めたという話題。


もくじ


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター

富士通のAI「ジンライ」

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富士通は1980年代から30年以上、AIの研究開発をしてきた。
その結果が「FUJITSU Human Centric AI Zinrai(ジンライ)」だ。

富士通は2017年、その「ジンライ」の活用を促進させるようだ。

これまでに、「ジンライ」は様々な効果をあげてきた。
糸島市の移住者マッチングもこのブログで取り上げたことがある。

ito2-5.hatenablog.com


「ジンライ」は農業でも活用されている。
農家の畑で作物の出来具合をみて、肥料の量や与える時期を調節するのだ。
害虫を幼虫のときから判別するアップデートもされたらしい。

また、振り込め詐欺の予防にも活躍したようだ。
振り込め詐欺特有のキーワードを、お年寄りが言ったら家族に通報する。
岡山県ではこの実験で被害が半減したらしい。

わりと意外なところで、AIが活用されている感じだ。
こうしてAIが社会に溶け込んでいくことで、AIに対する警戒心が無くなるのかなぁ?

「ジンライ」って名前も筆者的にはヒットw


さて、「ジンライ」が次に見据えるAI社会はどういったものだろうか?


「ジンライ」11の戦略

富士通はこれまでの「ジンライ」の活躍をさらにスピードアップさせる為に、11の項目に対して重点的にサービスを提供する。


1. 社会インフラ

画像解析にAIを使い、クルマや人の情報を自動的に抽出。
犯罪の防止や、交通量の把握をする。
都市全体をリアルタイムに監視するシステムというわけだ。


2. モビリティ

もちろん自動運転のことだ。
カメラ映像だけでなく、赤外線レーダーなどの情報も活用。
単に物体を認識するだけでなく「飛び出すかも」といった予測も必要だ。


3. ロジスティック

輸送関係では「配送ルート」や「配車計画」などに応用させる。
自動運転と似ているが、ルート検索などはどちらかというとカーナビに近い感じだろう。


4. ものづくり

いわゆる「匠の技」を盗もうということだ。
人間にしか出来ない複雑な作業を目に見える形にして、後世へ残す。
よく「見て覚えろ!」なんてセリフがあるが、そういう曖昧さから解放されるのかな?


5. 保守保全

設備などの故障予測をするようだ。
工場などで使われている機械の状態を把握する。
より多くの機械を扱っている工場では特に効果が高いだろう。


6. デジタルマーケティング

お客さんのニーズに合った広告を出すということだ。
これまでにも同様の広告はあったが、より一層、個人を認識して分析するらしい。
欲しいものがいつも目の前にあるような状態かな?


7. 食・農業

食・農クラウド「Akisai(秋彩)」を提供している。
農家から消費者までを的確に結びつけるサービスだ。
作物の作りすぎが減って、収入アップも望めそうだ。


8. 職場・暮らし

一人暮らしのお年寄りをみまもるサービスを考えているようだ。
感心するのは「音」を判別するというアイデア。
生活の音を分析することで、緊急のときに医者や家族に連絡してくれるらしい。


9. Fintech

ITを駆使して金融サービスを生み出したり、見直したりすることらしい。
先に紹介した「振り込め詐欺予防」もこの分野だ。
ATMに視線検出させて不自然な目の動きなども見守るようだ。


10. ヘルスケア

遺伝子データを分析して、将来かかる病気を見つけることも可能なようだ。
さらに、日常の食事や行動のデータを参照して生活改善の提案もするらしい。 肥満な人にとってはちょっとウルサイ存在かもねw


11. コールセンター

問い合わせの内容を判断し、最適な回答をいくつか出すらしい。
これって、コールセンターにいる人には嬉しいだろうね。
昔の事例を自分で探す必要がないし、なにより素早く対応できるようになる。


富士通は2017年4月からこれらに特化したAPIを提供開始するそうだ。

ん~、スゴイ。
スキがないね。
これだけ、色んな分野に乗り出すってことはそれなりの勝算があるんだろうね。

これで富士通の株価も爆上がり?w


AIによる監視社会化

今回は富士通の「ジンライ」のみに焦点をあてたが、AIはいろんな所で活躍を始めている。

そんななかで筆者が気になったのは「カメラ」の存在だ。
これまで、「カメラ」は特別な状況にしか置かれていなかったという認識だ。

ところが、AIによる便利さを求めると自然と「カメラ」が不可欠になる。
AIの目である「カメラ」は何処にでも設置されるだろう。

例えばクルマにカメラが付く。
ドライブレコーダーというものも有るが、それはワザワザ付ける必要があった。
でもこれからは「カメラ」が付いているのが当たり前になる。
走っていてなにか問題があれば、すぐに通報できるというわけだ。

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職場でも「カメラ」が仕事ぶりを見ている。
居眠りしていたらビームで攻撃されるかもしれないw
「瞑想です!」という言い訳は通じない。

家の中でも生活を快適にしてくれる代わりに「カメラ」が付く。
エアコン、冷蔵庫、洗濯機。
なにをどれだけしているか丸わかり。
家事をサボったら旦那のスマホに通知されちゃうw

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今でも街は既に監視カメラでいっぱい。
それももっと加速するだろう。
監視カメラが増えた頃は反対の声もあったが、2017年のいまはどうだろう。

「カメラ」があることで不利益のある人はあまり居ない。
だから、自然と受け入れられたといってもいいだろう。

これからは「カメラ」によって「監視」されていることが当たり前になるのだ。

「神の目は人の道の上にあり、そのすべての歩みを見られる」
―ヨブ記 34章21節

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まとめ

筆者はAIが嫌いではない。
むしろ積極的に生活に取り入れたい。
ただ、あまりにも増えすぎると良くないんじゃないかな~?
とも思う。

増えすぎた人類は宇宙に移民して戦争しちゃうんだよ?
AIだって増えすぎたら戦争するかもしれないじゃん!?
なんとかならないかな~?



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