【3次元】ルービックキューブ最速ロボット「Sub1」の実力に注目!その存在意義とは?
ソパ!
毎日遊んでる?
「仕事でそれどころじゃねぇよ!」という人も多いだろう。
でも、「遊ぶことも大切じゃないかな~?」と筆者は感じている。
今回は、ルービックキューブで遊ぶ(?)ロボットの話題。
もくじ
ルービックキューブを解くロボット
出典:Wikipedia
ルービックキューブは、建築学者エルノー・ルービックが発明した立方体のパズル。
昭和を代表するおもちゃなので、おじさん、おばさんにはお馴染みだ。
アメリカではスポーツとして認知されつつあるらしい。
でも、日本ではまだまだ「おもちゃ」という感じではないだろうか?
そのルービックキューブをロボットで解こうという試みがある。
「完成できるかどうか」ではなく、「完成に何秒かかるか」を競うレベルだ。
これまでも数々のロボットが挑戦しては記録を塗り替えてきた。
そんな中、ドイツで開発された「Sub1」は、改良を重ね「0.637秒」を記録。
たった、0.637秒!
人間が「適切な言葉を記憶から呼び出す時間」が0.6秒と言われている。
言葉を探している間に、6面体が完成するというわけ。
以下が、ギネスに認定された時の動画だ。
ボタンを押す前に画像解析で、各面にどの色があるのか判定している。
手順をその場で計算し、ボタンを推すと同時に実行する。
文字通り「またたく間」に完成してしまう。
これまでの記録
ここで、ロボットによるこれまでの記録を見ていこう。
2015年11月にギネス認定された記録は「2.39秒」
これでも充分早い。
2016年1月にアップされた動画では「1.047秒」
ギネス認定はされていないが、2ヶ月で1秒以上早くなった。
2016年2月の動画では「0.887秒」
1ヶ月で0.16秒早くなっている。
そして、2017年3月に「0.673秒」。
前回から1年たっているものの0.214秒も早い。
これ以上、早くして意味があるのかわからない。
とりあえず、さらに記録をのばすつもりはありそうだ。
ちなみに、人間による世界記録は「4.73秒」(2017/03/09現在)
常識では理解できないくらいに早い。
だが、なによりも楽しそうなのがイイ。
ルービックキューブを解くロボットの持つ意味
ロボットがルービックキューブを解いて意味があるのか?
確かに疑問におもう。
しかし、世界では数学的な研究対象でもあった。
配置の組み合わせは「4,325京2,003兆2,744億8,985万6,000通り」
最小手数は「20手」
無限とも思われる崩した、どんな状態からも20手で完成できる。
でも、そのパターン解析には、複雑な計算が要求される。
そういった複雑な計算、実行を素早くできるようになる事が重要なのだ。
近い未来、ロボットは様々なことが出来るようになるだろう。
そのときに役立つのが、「ルービックキューブを解く頭脳」というわけ。
いろんな遊びがロボットをより人間に近づけていくはずだ。
「遊ぶことで学ぶ」ってのはある意味、人間の成長と同じだと感じる。
まとめ
ロボットの研究は遊んでいるようにもみえる。
それは、実生活に結びついてないからじゃないかな?
まして、日本はアニメロボットがメジャーだ。
「ガンダム」なんて言おうものなら、遊んでいるのと同じだ。
そういう感覚が日本に広がっているうちは、世界には勝てないだろうな。
「遊びのなかの学び」を大事にする。
これからの日本に必要な考え方じゃないかな~?
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