【3次元】AIの研究でGoogle、マイクロソフトなど5社が協力「パートナーシップオンAI」が始まる
ソパ!
AIと遊んでる?
筆者は日夜ゲームのモンスターたちと戦っている。
だから、毎日AIと遊んでる状態だ。
今回は、そのAIが飛躍的に進歩しそうな取り組みを紹介しよう。
AI技術の共有がはじまった!
IT大手企業5社が、AI技術の共有を始めるらしい。
ついに始まっちゃったか~という感じだ。
・グーグル(ディープマインド)
・フェイスブック(顔認証など)
・マイクロソフト(コルタナ)
・IBM(ワトソン)
・アマゾン(アレクサ)
以上の企業が協力して「パートナーシップオンAI」を設立。
お互い、オープンな研究開発をすると約束をかわした。
さらに研究成果はいろいろな研究機関にもオープンにされるそうだ。
しかも、非営利団体なので参加する費用なども特にいらない。
オープンだなぁ~。
AIを研究している日本の企業も、いずれ参加すると思われる。
それにしても、「ワトソン」と「ディープマインド」が合流するだけでも胸熱なのに、「コルタナ」も入ってくるなんて…。
これは凄いことが起きそうな予感。
あれ?アップルは?
さて、今回の5社の中にアップルが入ってないことに気づいただろうか。
自動運転やSiriなどでAIをフル活用しているのに、なぜ参加していないのだろう?
詳しいことは分からないけど、「ライバル会社と協力する気はない」ってことなのかも。
アップルは昔から独自路線を貫いていたからなぁ。
ただ、「パートナーシップオンAI」側は受け入れる気があるようで、次のようにコメントしている。
「当初、我々はアップルとも議論をしていたし、彼らがAIについて熱心なのも知っている。個人的には、いずれ彼らが我々に合流することを願っている」
Siriとワトソンの子供が生まれたら面白そうなんだけどな~。
各社の協力でAIはどうなるか?
これは筆者の予想だが、「パートナーシップオンAI」のなかで一つのAIが生まれるかもしれない。
それは、各社が研究してきた内容をすべて持ち合わせた、超強力なAIになる。
「パートナーシップオンAI」では、AIについて次のように考えている。
「AI技術が人々の生活の質を向上し、世界的な各種問題(気候変動、食物・人権・健康・教育)の改善を手助けするために活用すると信じる」
平和利用するつもりはあるようだ。
ただ、「世界的な各種問題」に戦争が含まれていないとは限らない。
そこだけが、筆者としても懸念点である。
「ワトソン」は大学の助教授をしたり、がん患者を救ったりしている。
「コルタナ」は世界中のあらゆるPCにインストールされている。
「アレクサ」やフェイスブックは人を見分けて適切なプロモーションをだしてくる。
これらが一つの超強力なAIになったら…。
いや、ほんとうに平和利用してくれないと、人間が負けそうだよ?
まとめ
AIの研究は日々ものすごいスピードで進んでいる。
そして、今回の「パートナーシップオンAI」で更に飛躍的な進歩をするだろう。
たぶんそれは、研究者たちの想像を超える。
想定外ってやつだ。
生まれてきたAIが「ソフィア」のように「人間を滅ぼす」なんて言わないとイイんだけどなぁ。
個人的には「ミクさん」が勝手に喋ったり、歌を自作して勝手に歌ったりして欲しいわ。
あ~、それにはソニーのAIが必要なのかな?
ソニーも参加してよ~。
※2017/01/30追記
「パートナーシップオンAI」にAppleが参加表明した。
これで、ほとんどのAI企業は参加した状態だ。
今後の「パートナーシップオンAI」の動きに注目したい。