【2.5次元】ディープマインド社のゲームAIは「スタークラフト2」で人間を超えることができるか？
ソパ！
仕事がんばってる？
日々の仕事は大変だよね？
いつも社内の事に気をつけながら、より利益のでる判断を的確に、瞬時にしないとならない。
でも、そんな判断力を持った「AI」があったらどうだろう？
今回はそういった人間の思考に近づこうとするゲーム「AI」の話題だ。
もくじ
進化しつづけるディープマインド社の「AI」
「DQN」と「AlphaGo」をご存知だろうか。
ディープマインド社が誇る学習型AIである。
「AlphaGo」は囲碁対局用AI。
韓国のトッププロ棋士と対決して勝利したことで有名だ。
「DQN」はゲーム攻略専用のAI。
これまでにアタリ社のゲームソフトを攻略し、人間以上のスコアを出している。
この2つのAIにより、人間はAIに勝てなくなりつつあることが証明されたといえる。
AI怖いなー。
囲碁のルールすら分からない筆者にとって、「AlphaGo」は神の領域ですわ。
そのうえ、ゲームでも勝てなくなるなんて…。
そういえば、「Doom」のAI世界大会もあるんだっけ。
でもディープマインド社はこれじゃ満足してないらしいんだよね。
攻略されるゲーム「スタークラフト2」
©2016 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.
白羽の矢がたったのは「スタークラフト2」というゲームだ。
次は、こいつを攻略しようというのである。
「スタークラフト2」は世界的に有名なリルタイムストラテジーゲーム。
敵との戦いの最中はどんどん時間がながれる。
囲碁の様に考えている時間などないのだ。
「スタークラフト2」は対戦が熱い！
世界大会が開かれ、プロゲーマー（ゲームをプレイしてお金を稼ぐ）も何人も生まれているほどだ。
ちなみに、以下の動画が韓国プロゲーマーのウデマエだ。
とにかくもの凄いスピードで、戦場に指示をだしているらしい。
この速さで敵の動きや全体の状況を見極めているのだからスゴイ！
正直なところ筆者はこういう忙しいのは苦手だわｗ
ディープマインド社のAIはコレに挑もうというのである。
「ディープマインド社」VS「スタークラフト2」
「スタークラフト2」の壁は高い。
AIは次の要素について対応しなくてはならない。
- 判断力
- 記憶力
- 長期的な計画力
- 操作量（APMとよばれる）
- 局面の把握
- ひっかけへの対応
「記憶力」や「操作量」についてはコンピューターの得意とするところだろう。
問題は、「長期的な計画力」と「ひっかけへの対応」だろう。
「長期的な計画」は、局面をみながら最終的にどんな形で勝つかを思い描く必要がある。
簡単に言えば「勝ってるところを想像する」事ができるかどうかだ。
AIがいくら学習をしても「想像」はなかなか難しいんじゃないだろうか。
そして「ひっかけへの対応」。
対戦相手が騙してくるというわけだ。
もちろん、囲碁にも似たような行動はあると思う。
だが、リアルタイムで行われる心理戦に対して、AIが的確に判断できるかどうか…。
それがひとつのポイントになるだろう。
逆にプロゲーマー側にとっても難しい対戦になるかもしれない。
AIとの対戦は、普段の人間との対戦とは意味が違ってくるだろう。
たとえば、人間なら引っかかるような「ひっかけ」にも「AI」は引っかからないかもしれない。
人間なら絶対にしてこない作戦を「AI」がしてくるかもしれない。
そうした、予期せぬ状況にプロゲーマーがどれくらい対応できるか。
これはとても興味深いところだ。
この対戦が行われたら見てみたい。
ゲームのルールとか全然分からないけどｗ
でも、「瞬時の判断」って一瞬にしていろんな事を同時に考える必要があるんだよね。
AIはそういった「瞬時の判断」ができるのか？
というところが見どころかな？
まとめ
結局、「人間」vs「AI」は避けられない問題なのかな。
たびたび、このブログでも書いてきたけど、やっぱり「AI」は「人間」の補助であってほしい。
「AI」と対戦することが「人間」にとって良いことには思えないのだ。
こういった研究が将来的に「人間」を補助するための役に立つ。
そんな言い分はこれまで起きてきた戦争で嫌というほど経験してきたはずだが…。
今回の対戦ではぜひともプロゲーマーの、人間の意地を見せて欲しい。
「AI」が「人間」を超えられないところを見せて欲しいんだ。
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