2.3次元より愛を込めて

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【2次元】「ファイナルファンタジー15」は最先端AI技術の結晶だった!?AIで感動させる旅の仲間たち

ソパ!
旅行すき?

筆者は若い頃、よく嫁氏と旅行にいったものだ。
独り身のときには全然楽しくなかった旅行も、一緒に行く人がいると違ってくる。
一緒に感動したのも、予定通りにいかなかったのも、いい思い出だ。

今回は、そんな風に「旅っていいな~」と思わせてくれるゲームとAIの話。


もくじ


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「ファイナルファンタジー15」のコンセプトとAIの役割

「ファイナルファンタジー15」のゲームとしての評価は高い。
ゲームとして面白いかどうかよりも、「仲間と冒険している」という感覚が得られるようだ。

そして、最後に
「プレイして良かった」
「この仲間と一緒に旅ができて良かった」
と思わせる作りになっている。

この評価は、「ファイナルファンタジー15」のコンセプト通りということらしい。

「最高の仲間たちとの旅」
というコンセプト。
これを「ファイナルファンタジー15」でどのように作り出したのだろうか?

そこで登場するのが「AI」だ。
仲間たちの行動はAIが作り出している。

具体的にどんな行動をAIにさせるか4つの基礎があったそうだ。

  • 役割を果たす機能性

RPGの仲間はバトルで役に立たなければ意味がない。
ピンチには助けてくれるという普通の行動もAIが考えてする必要がある。


  • そこにいる、と思える存在感

役割を果たすだけでなく、一見ムダと思える行動。
それこそが、存在感につながっている。
ちょっとした仕草などに、存在感を感じるのだ。


  • 一緒にいたいと思える心地よさ

まずは一緒に歩く事。
そして、仲間が主人公のことを考えている様にみえるか?
も重要だったらしい。

言葉によるコミュニケーションもその一つ。
挨拶といった当たり前の言葉や、バトルで頻繁に声を掛けてくることで「絆」を生む効果を狙っている。


  • 心を揺さぶる情緒

ここは物語に大きく影響されるところ。
AIだけでは難しい部分だ。
それでも、他3つの積み重ねがあることで、物語がより印象に残るようになっている。


このように、「ファイナルファンタジー15」はAIを駆使したゲームなのだと言える。

それも全て「最高の仲間たちとの旅」を表現するためだ。


「ファイナルファンタジー15」で使われたAIの仕組み

「ファイナルファンタジー15」では3つのAIが使われた。

・「メタAI」
・「キャラクターAI」
・「ナビゲーションAI」

これらのAIがお互いに連携することで、「最高の仲間たちのと旅」を表現している。

「メタAI」は、ゲーム全体をコントロールして難易度を調整。
「キャラクターAI」は仲間それぞれの頭脳。
「ナビゲーションAI」は「メタAI」と「キャラクターAI」に情報を送る。

「メタAI」が監督。
「キャラクターAI」が役者。
「ナビゲーションAI」がADといった感じだろうか。

各キャラクターには「聴覚」、「視覚」が用意されている。
周囲の音をきいて、周りを観察することで行動を決定するのだ。
ここまで出来ると、ほとんど人間のようだ。

主人公には「プレイヤーAI」を持たせている。
なにも操作をしていないときでも、邪魔をしない範囲で行動する。
主人公が降り出した雨に反応するのもこのAIのおかげ。
ゲームキャラが生きているような感覚さえする。

旅の仲間「プロンプト」は旅の途中で写真を撮る。
この写真を撮るタイミングもAIだ。
「ココで?」と思うようなタイミングで写真を撮るのも「プロンプト」の性格を面白いものにするための仕掛けらしい。

このように「ファイナルファンタジー15」は様々なAIで成り立っているゲームだ。

最先端AIで生成されたゲーム。
それこそが「ファイナルファンタジー15」の正体なのだ。


これからのゲームとAIの関係

ファイナルファンタジーシリーズは、毎回いろんな事に挑戦してきたシリーズだ。
今回の「15」はAIを本格的にゲームに取り入れた事が挑戦だといえる。

これまでもAIを部分的に取り入れたゲームはあった。

ito2-5.hatenablog.com


ただ、AIの活躍の場は限定的で、ゲーム全体を動かす力はなかった。

でもこれからは変わってくるだろう。
AIがより手軽に、一般的になっていくに従って、ゲームへの活用も活発化するはずだ。

例えば、難易度調整はAIが遊んでいる人に合わせて調節する。
これまでは、製作者のさじ加減で決められていたが、それがAIがその場で調整するのだ。
難易度調整のためのテストプレイも不要になる。

ダンジョンマップも自動的に生成される。
AIがストーリーや全体の進み具合に合わせてダンジョンを作り出す。
ゲーム制作のダンジョン作成が不要になるのだ。

仲間の動き、仕草、会話も自動生成。
キャラクターに性格だけ設定すれば、セリフも自動でつくられる。
AIがアドリブで話すようになれば、余分な会話テキストを作る必要もない。

そんなわけで、ゲームプランナーは仕事の仕方がガラッとかわるだろう。

AIに提供するためのデータ作りが中心となる。
舞台設定や、キャラクターの生い立ちといった、作品の世界を作り出すことが重要になりそうだ。

AIに学習させて、狙ったキャラクターを作る、「AI育成」が仕事になるかも!?


まとめ

これまで、ゲーム内のAIといえば、なんとなく弱点の魔法をつかう仲間とか、こっちの攻撃をなんとなく予測する敵キャラクターとかだった。
でも、「FF15」ではもっと深いところでAIを使っている感じ。

一緒に旅をしたいと思えるってスゴイことだと思う。
それにゲーム全体をAIで制御しているという技術もスゴイ。

ゲーム業界の最先端をいく「ファイナルファンタジー」らしいゲームだよね。

将来、ゲームキャラのAIを使った、掃除機とかクルマとかが出てきたら面白いだろうな~。





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