【2次元】「ラクガキショータイム」は早すぎたペーパーマリオなのか?トレジャー制作の名作対戦アクション
ソパ!
名作ゲームで遊んでる?
筆者が若い頃にも名作ゲームはあった。
だけど、いま思い返すと「アレはいいものだ」と思えるものもある。
今回は、そんな過去の名作ゲームを紹介しよう。
対応機種:PlayStation©
発売日:1999年7月29日
価格:6,090円
開発:トレジャー
もくじ
早すぎたペーパー表現
筆者の「ラクガキショータイム」の第一印象。
「ペラペラじゃん!」
そう。
プレイステーションというポリゴンマシンを使っているのに、立体感のないペラペラなキャラクターなのだ。
どうしてそんなことになったのか?
それは、開発のトレジャーにしかわからないことだ。
だけど、筆者がおもうに、この表現はねらったもの。
あえて「ペラペラ」にしたのだ!
だが、時代はFF7に代表されるような、立体表現がメインストリーム。
「ペラペラ」は見向きもされなかったのだ。
ところが、数十年後「ペラペラ」が見直される時代がくる。
それこそが「ペーパーマリオ」だ。
もうこれは、「ラクガキショータイム」が時代を先取りしすぎただけだと思わざるをえない。
それくらいトレジャーびいきな筆者なのであった。
エニックスとトレジャーの選択
「ラクガキショータイム」の絵柄はかわいい。
なんせらくがきが飛び出して戦うのだから、こどもっぽい感じだ。
エニックスとしては、「かわいいキャラクターでドタバタゲーム」といったところだろう。
だが、トレジャーはそうはいかない。
トレジャーといえば、「斑鳩」「レイディアントシルバーガン」など、「難易度の高いヒリヒリゲーム」がウリだ。
当然、「ラクガキショータイム」も「ヒリヒリ」で作りたかったはず。
エニックスの「ドタバタ」
トレジャーの「ヒリヒリ」
どちらを選択するか?
とてもむずかしい問題だったとおもう。
そこで、エニックスは、プレイヤーに合わせた難易度を用意した。
それこそが「ラクガキショータイム」の自動難易度調整。
コンティニューを繰り返すことで難易度が下がるというものだ。
下手な人は下手なりに遊べるという仕組みになっている。
これはこれですばらしい。
しかし、トレジャーもだまっちゃいない。
隠しコマンドで高難易度「スーパー」をいれたのだ。
- タイトル画面で「L1」「R2」「セレクトボタン」「方向キー左」「△」「×」を10秒間押す。
- 爆発音がでればOK。
- これを2回繰り返す。
- ステージセレクトで難易度「スーパー」が選べる
この「スーパー」こそがトレジャーの本気!
プレイヤーに「かかってこいや!」と挑戦しているのだ。
ゲーム玄人は当然「スーパー」でしょ?
トレジャーの挑戦に、きっと満足して「あー、いいゲームだ」って思えるハズ。
対戦が熱い!
「ラクガキショータイム」の面白さのひとつに対戦もいれておきたい。
最大4人まで同時に対戦できるのだ。
しかし、プレイステーション本体にはコントローラの差込口が2つしかない。
4人でプレイするには、差込口を増やすマルチタップを買わないといけない。
正直、4人でプレイするにはハードルが高い。
しかも2016年の今、それを実現するのはとてもむずかしい。
だけど、4人でプレイしたときのドタバタ感はあの「スマブラ」にも負けない面白さだ。
2016年のゲーマーたちに4人対戦できる環境がないのはとても残念だ。
最後に、隠しコマンドが幾つかあるので載せておこう。
・「隠しコマンドモード」に入る
タイトル画面で「L1」「R2」「セレクトボタン」「方向キー左」「△」「×」を10秒以上押す。(爆発音がでればOK)
・全キャラ使えるようにする
「隠しコマンドモード」のあと、「L2」「セレクトボタン」を3秒以上押す。(効果音がでればOK)
・スペシャルモードをだす
「隠しコマンドモード」のあと、「R2」「セレクトボタン」を3秒以上押す。(効果音がでればOK)
オプションで「オタノシミ」をONにすると、サウンドテストやステージセレクトがつかえる。
・スーパーモード
「隠しコマンドモード」のあと、さらに「隠しコマンドモード」の操作をすると以下が可能になる。
- ステージセレクトの難易度選択にスーパーが追加される。
- キャラクター決定のとき、「L1」「L2」「R1」「R2」のどれかを押しながら決定するとボタンに設定されたカラーになる。
- バトル中に、「L2」「R2」どちらかを2回連打すると敵キャラの体力を0にできる。
- 「L2」「R2」を同時に押すと画面に内部パラメーターを表示。消す時はもう一度、「L2」「R2」を同時押し。
※注意:メモリーカードを挿していないと「スーパーモード」はでないぞ!
まとめ
「ラクガキショータイム」はまちがいなく名作だ。
だけど、当時の流行などで有名にはなれなかった。
それでも、一部のゲーマーたちの間では名作だと言われている。
そういったゲームが後世のゲーマーに忘れられないように、筆者の好きという気持ちと一緒に伝えていきたい。
まぁ、「ラクガキショータイム」はトレジャーのHPに載ってるけどねw
あと、PSアーカイブスも出てるので興味がある人はどうぞ。
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