【2.5次元】ポケモンGOと「NX」で任天堂がみせてくれるARの未来
ソパ!
ポケモンGOやってる?
だけど、もう少ししたらきっとプレイできると信じている。
「NX」がでるからだ。
■任天堂は拡張現実(AR)に注目している?
社会現象にまでなった「ポケモンGO」はまだ発展途上ではないか?
筆者はそう感じた。
DSではわざわざカメラを内蔵し、現実をゲーム機に取り入れるようにした。
さらに、拡張現実(AR)を使って現実の世界にゲームキャラクターを出してみせた。
そして、拡張現実(AR)を使ったしかけをまだまだ残しているんじゃないだろうか?
■そもそも拡張現実(AR)ってなに?
拡張現実(AR)は、「Augmented Reality」の略で「付け加えられた現実」という意味を持っている。
仮想現実(VR)と似ているけど、VRは仮想空間をつくり出し、その中に入るようなイメージ。
逆にARは、現実に仮想空間や情報を映し出すような感じだ。
(残念ながら2014年にサービスは終了している)
ポケモンGOはもちろんARだ。
おかげで、ARは完全に世の中に広まったと考えてもいいだろう。
この状況から任天堂はさらにARを推してくると思う。
その第一弾が「サンムーン」だ。
「サンムーン」にはQRコードを読み取る機能が追加される。
これは一種のARともいえるんじゃないだろうか?
さらに「サンムーン」とポケモンGOの連動も期待できる。
そして、任天堂の作戦はこれだけでは終わらないだろう。
■「NX」登場でARはどうなるか
ただこれだけではない。
ここで、生きてくるのが「amiibo」「miitomo」だ。
「amiibo」はフィギュアとしてつかえる他に、データの読み書きができる。
この時点でもうARといえるのだが、おそらく「NX」ではもっと面白くするだろう。
そして、もう一つの鍵となるのが「miitomo」というアプリだ。
もちろん「NX」には最初からインストールされているだろう。
Miiを使っていた機能はすべて「miitomo」に集まってくるはずだ。
「すれ違い通信」
「わらわら広場」
「Miiverse」
これらは「miitomo」にデータを蓄積するようになり、友達とのデータのやりとりが簡単になる。
例えばこれらをポケモンGOに当てはめるとどうなるか。
- 現実の街を歩いてポケモンを集める
- 集めた情報が「miitomo」に蓄積される
- 「miitomo」仲間とネット上でポケモン対決をする
- 強くしたポケモンのデータを「amiibo」に記録する
- 記録した「amiibo」を持って現実の街へ繰り出す
- 途中ですれ違った人とポケモンを交換する
- 辿り着いたジムで「amiibo」のポケモンを呼び出す
- 同じように集まった人たちとジムポケモンを協力して倒す
- これまでの行動データを家に持ち帰って「miitomo」と話をする
こんな感じの遊び方ができるようになる。
それも「NX」一台で。
もちろんこれは筆者の想像でしかないので、任天堂がもっと面白いことを仕掛けてくれる可能性は高い。
■まとめ
任天堂はヘッドマウントディスプレイを装着するようなVRに対して消極的だ。
それはVRがその世界だけで終わってしまい、遊びの幅が広がらない事をなんとなく感じているからではないだろうか。
ARは逆に現実に仮想空間を重ねることができる。
もちろん使いかたによっては、現実に現実を重ねて便利にも出来る。
つぎは「NX」でどんな花が咲くのか、とても楽しみだ!
「NX」登場までもう少しのガマンだ。
(2016/07/28記)
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